テレビドラマに映画、女優として活躍する一方で、デビューのきっかけとなったモデル活動も精力的に行っている霧島れいか。ファッションが大好きで、年齢を重ねるごとに自由に楽しめていると語る彼女。前半のインタビューでは、自身のファッション観について話を聞いた。

― Pierre-Louis Masciaのブランドについて感想を聞かせてください。

もちろん、目で見ただけでも素敵なことがわかるのですが、実際に着てみるとより良さが実感できるブランドだと思いました。意外とアジア人にマッチするというのも驚きでした。素晴らしい素材はもちろん、明るい色の発色は人を元気にしてくれるので、今後は取り入れていきたいと思います。

― ピックアップしたアイテムと私服を混ぜてコーディネートしていただきました。アイテムを選んだ理由は?

普段はシンプルなファッションが多いので、今回はせっかくなので冒険をしてみたいという想いがありました。そういうこともあり、「これはもしかしたら私に似合わないかもしれない」というデザインのものも、積極的に試してみたのですが、着てみて違和感がなかったのですぐに決まりました。素材や質感に高級感があり、柄も計算されたデザインになっているので着こなせるのだと思います。あとは、私の肌の色に馴染むような色のアイテムを選びましたね。普段から、顔うつりは選ぶポイントになっています。

― 私服と混ぜてスタイリングしていただきましたが、それぞれのコーディネートのポイントを教えてください。

柄のパジャマシャツに柄のパンツを合わせて、足元は私物のシャイニーなショートブーツを合わせました。ポイントはシャツとパンツの異なる柄が合わさっているところ。場所によっては一致しているように見える箇所もあって、それが面白いと思って気に入っています。どのアイテムも個性的なので、変に守りに入るよりは思い切った感じに仕上げたくて、シューズも負けないパンチがあるものを合わせました。

ヘアメイクも、女優らしくまとめるアイディアもあったのですが、ここは女優っぽくしなくてもいいですとお伝えしました(笑)。選んだアイテムも守りに入って着こなせる感じではないですし、今回の撮影もいつもより挑戦したファッションで臨むようなコンセプトがあるような気がして。

― このコーディネートで出かけたい、または過ごしたいシチュエーションがあれば教えてください。

友人と会う時も、デートでも着ていけそうですよね。旅行も大好きなので、是非持っていきたいですね。華やかな雰囲気があるので、海外の方に喜ばれそうだと思いました。イタリアなどヨーロッパの街並みにも合いそうです。

― 普段はどのようなファッションを好まれていますか?

本当にシンプルな服装が多くて、春夏はデニムにTシャツみたいな格好が多いですね。色も白や黒やネイビー、茶のようなダークカラーのものを着ることが多いです。落ち着いたものが好きな反面、ポイントでデザインや色が入ったものが好みかな。レザーのジャケットやパンツのような少しハードなアイテムも好んで履いています。

― 大人らしい知性的な雰囲気が魅力の霧島さんですが、年齢を重ねるごとにご自身のファッションはどのように変化していったのでしょうか?

若い時はエネルギーがあるから、明るい色のものやデザインが奇抜なものをよく着ていましたね。30代は落ち着いたシンプルなものの良さがわかり、取り入れるようになっていきました。40代になると価値観もかなり変わって、自分の人生を俯瞰して見られるようになってくるものです。場合によっては、落ち着きすぎた洋服を選んでしまうこともあるのですが、40代って心も体も変に元気だしアグレッシブなんですよ(笑)。

もっと楽しい装いをしたいって欲も出てくるし、一般的に考えられている40代がするべきファッションや私のキャラクターにあったファッションを壊したいという気持ちもあると思います。それに連動してファッションは、やってみたことがないことをしてみたいって気持ちが湧いてくるのではないかと思いますね。30代より40代の方がファッションは楽しい気がしています。髪型もころころ変えたくなるし、これは大人の反抗期かもしれないですね(笑)。

― 今回は映画館で撮影をしましたが、これも霧島さんのご希望だったと伺っています。

はい、映画が大好きで時間があれば、映画館に通っています。もちろん、今は家でも気軽に見られる時代なので映画はよく見ています。これから、ご一緒したい映画監督や挑戦したい役柄もまだまだ沢山あるんです。そういった気持ちもあり、撮影場所に映画館を選びました。撮影したのは渋谷にあるアップリンクさんでしたが、椅子もライトもいい雰囲気でドラマチックな撮影にぴったりでした。

Photograph_ISAC(SIGNO)
Hair&Make-up_Haruka Tazaki
Writing_Aika Kawada
Direction_Taro Kondo(TAROL!NGAL)

※ 後半のインタビューでは、霧島れいかさんの女優活動についてお話を伺います。

2017年GLOW9月号  遠藤優貴<MOUSTACHE>

霧島れいか

女優

1972年8月5日生まれ。新潟県出身。
1998年より女優として活動開始。
2005年、第58回カンヌ国際映画祭受賞作『運命じゃない人』でヒロイン役を、2010年、世界50ヶ国にて公開された話題作『ノルウェイの森』に出演するなど、多くのドラマ・映画にて活躍中。
また、多数ファッション誌・美容誌に出演するなど、活動は多岐にわたる。

Official Instagram:https://www.instagram.com/reika_kirishima/
Official Twitter:https://twitter.com/reikakirishima
Official Web Site:http://www.ogipro.com/

「Pierre-Louis Mascia」のこと。

イラストレーターとして活躍するフランス人デザイナー、ピエール=ルイ・マシア氏による、スカーフを中心としたファッションアクセサリーブランド。
彼の創作のインスピレーションは、1900年代初頭のヨーロッパの文化や、その地域のアーティストから得たもの。詩情をたたえた都会的でタイムレスなデザインによって、ラグジュアリーの新しいカタチを、提案し続けている。

Instagram:https://www.instagram.com/pierrelouismascia/

掲載アイテムはこちら