_職業上、沢山の洋服を着用される機会が多いと思いますが、岩崎さんにとっての自分らしいファッションとはどんなものですか?

じつは自分らしいファッションを意識することはないんです。コーディネートを考えるのも、前日にこれを着ようと考えるよりも、その日にこれを着たいと思ったものを選んでから組み合わせたりしています。しいて言うなら、「あまり考えすぎないこと」が自分らしいファッションなのかなと思います。

_コーディネートのポイントを教えてください。Pierre-Louis Mascia を着用されてみてどのように感じましたか?

今日は、柄×柄のコーディネートを主役に、ほかはシンプルにまとめました。この服を着用した瞬間、海外で飛行機を降りた時のようなワクワクした気持ちになりました。最近、柄を着てなかったこともあり、改めて柄物を身に纏うということは素敵なことだと実感しました。 ペイズリー×チェックのような柄と柄の組み合わせや色の使い方が絶妙で、今の日本のストリートファッションではなかなか表せない色だと感じましたね。今後も普段のファッションの中にこのブランドを取り入れてみたいと思います!

_モデルを軸として最近では俳優としても活動の幅を広げられていますが、自分の中での違いはありますか?

今はファッションモデルをメインとして活動しています。モデルとして自分が思う強みは、どんなジャンルの服でも、誰よりも似合う事だと思っているので、ファッションの被写体として型にはまりすぎず、どんな服でも着こなすモデルでありたいと思っています。

俳優としても、色々と挑戦させて頂いていますが、未だに自分が出演した作品は自分ではなく他の人のように感じます。写真であれば自分の良し悪しの感覚、どう動けばどう写るかがわかるのですが、映像はまだまだ“未知の世界”といった感じがします。ムービーの撮影現場は、撮影期間も長く、少しピリッとした背筋が伸びるような緊張感があり、自分自身をさらけ出さないといけないような場面もあるので、まだまだ学ぶべき事がたくさんあります。

だからこそ自分が思う演技が合っているのか不安になるときもあって、そういうときは、監督に自ら聞いて、イメージを作っていきますね。今は演じることが楽しいので、まだその慣れていない感覚も楽しんでやらせてもらっています。

_海外を視野に入れた活動も意識されますか?今後の野望は?

モデルとしての今の一番の夢は、メゾンブランドのビジュアルを務めることです。きっかけになったのは以前、日本でティファニーの仕事をやらせて頂いたこと。その時は夢の一つが叶って、とても嬉しかったですね。次はそれを本国で叶えられるようになりたいです。

今、演じる事がとても楽しいので、もっと日本の映画にも出て色んな役を演じてみたいです。ゆくゆくはハリウッド映画にも出演することも俳優としての夢です。もし叶うなら、超能力者の役など、ちょっと変わった役にも挑戦してみたい!負けず嫌いな性格なので、やるからにはトップを目指したいです。それを実現するために英語を学ぶ、体型維持などの努力は勿論ですが、“やりたいことを自分の中で思っているだけでなく、自分の言葉で人に伝えること”。想いを具現化するためにはそれを一番大切にしています。

_自分の視野が変わった瞬間のできごとや、経験などあれば教えてください。

先程話した様に、やりたい仕事が次々に決まった時に、一度に夢が叶いすぎてしまい、次の目標やビジョンを失ってしまいました。もっと大きな仕事をしなくちゃと焦ってしまった事があったんです。でも、一度落ち着いて、冷静に立ち止まって考えた時に、やっぱり自分はもっともっと色んなことに挑戦してみたいし、そもそも仕事に大小はないので、その仕事と人柄をきちんと見て、本当に自分がやらせて頂きたい仕事かどうか考えようと思いました。改めて原点に立ち返る瞬間でしたね。そういう意味で自分にとって自分を立ち返った“ゼロ”になった瞬間でした。

_ご自身の唯一無二の魅力はどんなところだと思いますか?

コミニュケーション能力です。事務所の社長の伊勢谷さんにも「人ったらし」と言われるくらい人が好きです。以前彼が出演していたドラマの編集長役で伊勢谷さんが演じた人物のモデルになったのは、実は僕が演じたブランドのキャンペーンのビジュアルなんです(笑) 今の自分があるのは、たくさんの人たちのおかげだし、本当に多くの方々に感謝しています。これからも人が好きなことは変わらないですね。

_今回取材場所に、この場所を選ばれたのはなぜですか?

ここのコーヒーが好き。そして、好きな人たちが働いているからですね。ここで働いている人は皆HAPPYな人たちばかり。自分にとっての好きな場所はその土地というよりは、“好きな人といる場所”。誰とどんな時を過ごすかを大事にしたいですね。

撮影協力:Coffee Supreme Tokyo

写真:Asami Nobuoka

岩崎拓馬

モデル・俳優

カクトエンタテインメント所属。1989年生まれ、京都府出身。
名古屋で広告やファッション誌、カルチャー誌を中心にモデルとして活動。
2014年からは拠点を東京に移す。BEAMS18Spring/Summerのヴィジュアルや、
Zoff広告、俳優としても映画やドラマへの出演など活躍の場を広げている。

Instagram:https://www.instagram.com/takuma_iwasaki/
Twitter:https://twitter.com/takuma_iwasaki

「Pierre-Louis Mascia」のこと。

イラストレーターとして活躍するフランス人デザイナー、ピエール=ルイ・マシア氏による、スカーフを中心としたファッションアクセサリーブランド。
彼の創作のインスピレーションは、1900年代初頭のヨーロッパの文化や、その地域のアーティストから得たもの。詩情をたたえた都会的でタイムレスなデザインによって、ラグジュアリーの新しいカタチを、提案し続けている。

Instagram:https://www.instagram.com/pierrelouismascia/

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